Kazuyuki TAKASE (@Guvalif)
2019 年に Chatwork 株式会社へフロントエンド・エンジニアとしてジョインし、リリース基盤の刷新やビデオ通話アプリケーションの開発を行う。2020 年から技術広報・技術採用担当としてインターンシップ・プログラムや勉強会の企画・運営を行っている。2022 年から全社的な組織開発戦略の策定・運用にも挑戦中。 個人では、技術と教育をつなげることに興味があり、大人から子どもまで、技術を広める活動に従事している。
宣言的 UI 時代のクライアントサイド DDD 大考察
11/26/2022, 11:30 - 12:00
Track B
Spoken language: ja
Slide language: ja
(Untranslated) React Hooks と GraphQL の台頭により、近年の SPA 開発は大きく変化したかと思います。Redux のような状態管理ライブラリを導入すること無しに、UI に即した Read Model を API Client のキャッシュ機構に持たせることで、クライアントサイドの構造を薄く保つことが可能になりました。 構造を薄く保つことは開発体験の向上にも繋がりますし、状態管理 ライブラリのある種の複雑さに対する揺り戻しも相まってか、クライアントサイドで設計を作り込むことに対する疑心も、さまざまな場面で言及されているように感じます。 さて、設計の戦略・戦術は多くのものが存在しますが、中でも DDD: Domain Driven Design は、しばしばエンジニアの関心を引くと同時に、頭を悩ませているものの1つでしょう。 このセッションでは、クライアントサイドの構造を薄く保ちながら、いかに DDD のような手法の恩恵を得るかを、考察してみたいと思います。