"善意"だけでは続かない──持続可能性の問題に取り組む世界のOSS政策の話
LTトラックDJapanese
OSS は個人の善意だけで成り立つ時代を終えつつあります。日本ではいまだに「趣味」や「ボランティア」として OSS へ貢献する文化が根強く残っていますが、プロジェクトの持続可能性が限界を迎えているのは世界共通の課題です。本トークでは、OSS コミュニティの継続を“個人頼み”から“組織と制度”に移行させる必要性を提起します。加えて、各国政府のOSS 支援事例を紹介し、国によるオープンソース戦略について考察します。
今村かずき
IPA デジタル基盤センター デジタルエンジニアリング部 ソフトウェアエンジニアリンググループ(オープンソース推進担当) 1974年生まれ。九州芸術工科大学音響設計学科卒。Webエンジニア歴13年。2018年よりシビックテック活動を始める。2024年3月より現職。コミュニティ活動名は「GitHub女将」。