MCP UI で作るインテント駆動フロントエンド
LTTrack DJapanese
従来のフロントエンド開発では、API が JSON を返し、フロントエンドがそれを解釈して UI を構築するのが一般的でした。しかし Model Context Protocol (MCP) では、エージェントが返すのはテキストやデータだけでなく、フォームやチャートといった UI コンポーネントそのものになる可能性があります。
この LT では、その仕組みを規定する MCP UI 仕様を紹介します。MCP UI は「返答=UI」を実現するための公開仕様であり、エージェントとフロントエンドが共通の言語で UI をやり取りできるように設計されています。
短いライブデモでは、「お問い合わせフォームを作って」と入力すると、MCP UI 仕様に従って生成されたフォームが表示される様子をお見せします。これにより、インテント(ユーザーの意図)から UI が構築されるプロセスを紹介します。
奥村雄太
奥村雄太(株式会社Resilire エンジニア)。前職では LINE/出前館にてフロントエンドリプレイスやチームマネジメントを担当。現在は Resilire で IC として、デザインシステム導入、サーバサイドのリアーキテクチャ、Agentic Coding の導入などに取り組んでいる。直近は「インテント駆動フロントエンド」と MCP UI に注目している。趣味は将棋で、アマチュア代表としてプロとの対局経験あり。